【外見力を劇的に上げる：男女】プロが教える肌質別戦略【本当に『脂性肌』ですか？】
本日は肌質別の美肌対策についてです。
肌質は大きく分けて
・脂性肌（+混合肌）
・乾燥肌
・敏感肌
・それ以外（普通肌）
の４つに分類することができますが、それぞれの肌質別にまとめてみます。
まず肌質を見極める方法としては最も手っ取り早いのは、皮膚科に受診することです。ただし、受信できない場合については、目安となる方法をお教えします。
参考にしてください。
・通常通りの洗顔をし、タオルで優しく顔を拭きます。
・洗顔直後に肌がつっぱるようなら、乾燥肌。
・約5～10分後、つっぱりはあるがTゾーンに皮脂が浮かぶようなら、混合肌。
・③のタイミングで、つっぱりもなくTゾーンに皮脂が浮かぶようなら、脂性肌。
・③でも④でもないなら普通肌。
・何もしない状態で、赤みやヒリヒリの状態がある場合は敏感肌。
このエントリーは、脂性肌と思われる方向けです。
では順に詳細をみていきましょう。
目次
（１）脂性肌とは
（２）脂性肌の特徴
（３）脂性肌の原因
（４）脂性肌の対策
（１）脂性肌とは
その名の通り、皮脂量が多く、脂っぽい肌のことです。何かしらの原因で皮脂が必要以上に分泌されている状態です。実はこの皮脂の分泌に関わっているホルモンは、テストステロン（アンドロゲンというホルモンの１種）、もう一つがジヒドロテストステロンです。ジヒドロテストステロンは、テストステロンが減少すると代わりに増加すると言われています。
（２）脂性肌の特徴
脂性肌の特徴としては
・Tゾーンを中心に肌がテカる。
・皮脂が詰まり、ニキビができやすくなる。
・角栓が出来やすくなる
・毛穴が目立つようになる
・顔から臭いが発するようになる（皮脂の酸化）
・黒ずみやくすみがある。
といったことが挙げられます。
（３）脂性肌の原因
脂性肌は、何かしらの原因で皮脂が必要以上に分泌されている状態です。皮脂が必要以上に分泌される原因を列挙します。正直な話、原因を特定するのは非常に難しいかと思いますが、こういったことが原因になりうる、ということを知っておくだけでも違いは出てくると考えます。
①必要以上に皮脂を取り除いている。
オイリー肌と思い込み、洗顔をしすぎてはいませんか？そういった方は、必要以上に皮脂を取り、保湿がしっかりされていない、いわゆるインナードライやオイリードライ肌という状況に陥っています。洗顔をしすぎると、皮脂を余分取り除きすぎてしまいます。そうすると肌の水分量が低下し、肌が乾燥してしまいます。乾燥した角質層を潤そうとして、また皮脂が大量に分泌され、オイリーに…ということが起こるのです。一説によれば“自称”脂性肌の5割の方は、この【脂性肌であり乾燥肌である】と言われています。
②皮脂分泌を促す食物の過剰摂取
ジャンクフード、甘いもの、油っこいものは、過剰な皮脂分泌の原因と言われております。いわゆる中性脂肪になる食事ですね。また脂質を多く摂取することは皮脂分泌にも悪い影響を及ぼします。他にも高GI食品は、血糖値を急上昇させ、インスリンというホルモンを出すことから、皮脂の過剰分泌に繋がります。
③生活習慣によるホルモンバランスの乱れ
不規則な生活や、睡眠不足、運動不足、ストレスなどにより、男性ホルモンの働きが正常ではない時に、皮脂の分泌が乱れます。
（４）脂性肌の対策
①洗顔+保湿をみなおす
洗顔の回数は基本朝晩の2回です。皮脂を落としすぎない、というイメージを念頭においてください。さらに言うならば、洗顔は洗顔料で皮脂を洗いながすことよりも、すすぎをしっかりとすることをおすすめします。混合肌の場合については朝の洗顔は、洗顔料を使わずぬるま湯で済ます、という手を使ってみてください。化粧水+乳液で保湿はしっかりと。もちろん、オールインワンタイプのものでもOK。それでも皮脂が出て困る、という場合は、乳液だけ使わない、という手もあります。
男性の場合、どちらの肌質の方も、朝のヒゲ剃り後だけは重点的に保湿をしましょう。
②食生活の見直し
この文章を読んでいる方は、同時に筋トレもしっかりされているのではないかと思います。筋トレ後の身体にも効果的な高たんぱく低GI食に加え、ビタミンB2、B6、C、食物繊維や不飽和脂肪酸などが入った食をできる限り心がけてください。ビタミン系統はサプリで補うことも視野に入れましょう。されていない方は、生活習慣の見直しのためにも是非筋トレもしましょう。笑
③生活習慣の見直し
言われなくても当然でしょ！というツッコミをいただきそうですが、生活習慣の見直しは改めて大事です。どの肌質の方にも言えることですね。睡眠、運動、禁煙などがメインとなります。できる限り睡眠をとること、喫煙をやめることは効果が素早く現れます。睡眠に関しては、長くとることは厳しいという方もいらっしゃるかと思います。その場合は、眠りにつく時間、起床時間をできる限り一定にし、休日も寝だめをしない生活をしてリズムを保つことでコントロールしましょう。
④生活環境の見直し
またこの後の季節は、空気が乾燥しやすくなります。家ではアロマディフューザーなんかを使ってみてください。インテリアとして、湿度管理として、匂い対策として1台3役の優れものです。もちろん女子受け抜群です。個人的には、ベッドサイドの雰囲気づくりにも抜群な、照明としても使える（1台4役！）無印良品の商品がお勧めです。
↓最初にすべき、最も基本的なスキンケアについてはこちら。
